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学長・理事長挨拶

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学長挨拶

日本女子体育大学学長 / 深代 千之

日本女子体育大学学長/深代 千之

学園創立100周年に寄せて

 松徳会の皆様、こんにちは。全世界において、新型コロナウイルス感染が未だに収まる様子はありません。本学の授業形式は、感染対策として講義はオンデマンド、実習・演習および部活動は対面のハイブリッド形式にて、この2年間行ってきました。学生・院生・教職員が一丸となってこの形式取り組んできましたが、今年度からは徐々に対面を基本とした授業形態へ戻していきます。
 昨年は無観客にて東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。このような形態では、期待されていた交流は叶いませんでした。このパンデミックな感染により、本学の国際交流などが長期に滞ることを心配しています。
 さて、本学園は本年2022年に創立100周年を迎えます。創立100周年記念体育館(仮称)や記念誌などの準備を進めており、記念事業寄付にも松徳会の皆様のご協力を頂き感謝しております。新体育館の動画は、本学HPにアップロードされているのでご覧ください。
 100周年記念事業はもちろんのこと学園のさらなる発展のために、是非とも80周年を迎えられます松徳会の皆様のお力添えを賜りたく存じます。今後とも相変わらぬご支援ご協力のほど、よろしくお願い致します。

理事長挨拶

学校法人二階堂学園理事長 / 石﨑 朔子

学校法人二階堂学園理事長 / 石﨑 朔子

トクヨ先生の夢に向かって

 早いもので烏山の大学の門をくぐり(当時は大学の校舎の門よりも寮の門をくぐったという感じであった。)56年が経ち、半世紀が過ぎたことになります。学園は二階堂体操塾創立から本年で100年を迎えました。その半分以上をこの烏山の地で過ごしたことになります。

 トクヨ先生が塾を創立したのは戦後の混乱期、物資両面から多くの困難があったことは当時の塾生の生活ぶりを示す写真で解ります。志をもって全国から集まる塾生に、トクヨ先生は「設備は不完全、みじめなことが多いんです。前もって覚悟の上入学願います。決して立派な良いところではない事を、よくよくご承知ください」と、「わがちから」で述べています。この言葉は56年前に入学した私には切ない程良く解ります。このトクヨ先生の言葉をかみしめ、この100周年には、トクヨ先生の設備に対する嘆きを晴らしてあげなければと、建設に反対の声もある中、何としても成就しなければと強く思っている次第です。全国の卒業生からのご寄付は現在のところ976名とまだ千人に届かず、合計ではおよそ3千6百万円が寄せられております。全体ではやっと1億に辿りつき目標の3分の1になりました。全国の卒業生の皆さん、明日に輝くニチジョの為に更なる応援を宜しくお願い致します。
 ハード・ソフト両面から充実した学園としてこの先の夢に向かって進んで参ります。