学長・理事長挨拶
- HOME
- 学長・理事長挨拶
学長挨拶
学長 / 深代 千之

大学創立60周年を祝う!
松徳会の皆様、こんにちは。皆様の母校:日本女子体育大学は、2025年に創立60周年を向かえます。これに関する記念イベントを、本年:秋の健美祭と絡める形で企画しています。式典などの詳細は大学HPで情報共有していくので、多くの会員の方々の参加を期待しています。
さて、近年の体育・スポーツ・健康に関係する国内外の大学の学部や学科の発展(例えば、全国体育スポーツ系大学協議会:参加54大学)を考えれば、100年前にトクヨ先生が提唱した「体育を中軸に据えた全人教育」は、先見の明がありました。本大学は、時代や社会の変化に適合しながら発展してきており、多くの卒業生が体育教育の現場はもとより様々な社会的な立場で、トクヨ先生の精神を基盤に活躍しています。
ただ、近年の急激な少子化といった社会状況を考えた時に、学生の定員充足に関して適切な手当てがなければ難しく、大学生き残りを賭けた戦国時代ともいえます。会員の皆様には、受験生の推薦という点に関しての協力を、節にお願いする次第です。現代の大学競争を勝ち抜いていくためには、皆様の支援に加えて、建学の精神を根底にしたニチジョの特長を強化し、そして学園経営において産官学民連携という視点が必要ではないかと考えています。60周年という節目に、将来を見据えた女子体育をニチジョから発信していけるよう、熟考し尽力していきたいと考えています。
理事長挨拶
学校法人二階堂学園理事長 / 石﨑 朔子

トクヨ先生の夢に向かって
早いもので理事長に就任して5年が終わろうとしております。この5年間何をしてきたのだろうと思い返しております。就任したその年はコロナ感染が世界中を震撼させ始め、学校は休校になり、大学などはwebによる授業が開始しました。それに振り回されてのスタートだったことが思い出されます。感染力はやっと落ち着きを見せていますが、無くなったわけではないのですから相変わらず要注意であります。大学はハード面の充実がなされ学生は快適な施設での勉学に励んでおります。スポーツ好きの高校生には本学の良さを知って頂きこの門をくぐって頂きたいものです。
さて、昨年の4月からは附属二階堂高校の校長に就任し理事長と校長の二足の草鞋を履いており、タスク満載であります。男女共学化におされ女子高は生徒募集に苦戦し定員割れを起こしておりました。60数年前の高校生であった私は「スカートを短くしたい」「メイクをしたい」「スマホを使いたい」など現代の高校生のあり様の違いに驚きながら、教職員に助けられ奮闘しております。いつの時代も基本的には高校生が置かれている環境は変わらず、生徒・保護者・教員の関係が重要なのだと思い、其の三者に寄り添い取り組むことに致しました。現場に入るとそれもなかなか楽しいものに思えてきたところです。
女性のパワーアップの為にも「女子高頑張るぞ!」の気持ちで進みます。